診療内容
Insurance in the medical care
現在では、基本的な診療のほとんどが保険で受けられます。にひら歯科医院では、同じ保険診療でも質の高い高度なテクニックにより、安心して、満足できる治療を目指します。
毎月保険証をお忘れなくお持ち下さい。自己負担額や治療期間など、丁寧にご説明いたします。
虫歯治療で使われる銀歯は、『12%金銀パラジウム合金(銀歯)合金』です。
セメントを使って歯に装着させ、保険診療なので値段も手頃です。
また金属ですので耐久性があり欠けたりすることなく長持ちします。
硬質レジン前装冠とは、裏面・内面のフレーム部分は金属(12%金銀パラジウム合金)で、外から見える表面部分にのみレジン(プラスチック)樹脂をコーティングしたクラウン(全部被せるタイプの差し歯)です。
健康保険の範囲で前歯クラウンの治療を行う場合には、ほとんどの場合この硬質レジン前装冠になります。
健康保険適用なので経済的負担が軽いというメリットがありますが、この「レジン」というのはいわゆる「プラスチック」なので、時間が経つと段々変色してくるというデメリットがあります。
自分の歯の代わりとなる人工歯と、粘膜の上に乗る歯茎と似た色の床[しょう]の素材は、プラスチック(レジン)で、部分入れ歯のクラスプ(留め具)は、金属です。
床の素材がプラスチックですので、一定の厚みが必要となります。
費用負担を抑えられます。主な素材はプラスチックですので、破損が生じても、修理がしやすい特徴があります。
患者さんの負担軽減のために「北海道口腔病理診断所」と提携し細胞診検査を行っております。
細胞診検査とは、ブラシで粘膜を擦るもので患者さんの負担が非常に少ない検査です。
保険適用で約1000円で行うことが出来ます。
ただし、確定的診断を行う検査ではなく、悪性の可能性がどの程度かを判断する検査です。
可能性が少しでもあると判断された場合。紹介状を用意しますので口腔外科を受診してください。
Laser treatment
レーザー治療は、鎮痛・殺菌・消毒・止血・消炎などに対して、多くのメリットがある治療法です。
保険外診療の歯茎メラニン色素除去の他、保険内でもサービスとしてレーザー治療を行っております。
レーザーを使用することにより、痛みを軽減し、治療後の回復も早いので、患者様の負担を減らすことができます。
Insurance outside the clinic
保険診療は元来“ものを食べるために歯が機能する”ことが中心です。そのため、保険診療で使うことのできる診療内容・材料には制限があります。
しかし、現在では社会が豊かになり、私たちの生活自体も豊かになっています。
それに伴い、歯科医療界としては“個人が健康で、そして豊かな気持ちで”自身の歯を維持する治療法として、個々のニーズに応じた治療法や材質や治療法が開発されています。
ただ、それらはすべて保険外診療となります。個々が感じる“豊かさ”が違うのと同様に、選ぶべき“歯科治療”も様々です。
私たちは、患者様一人ひとりに合った“健康で豊かな気持ち”を保てる歯、そして何よりいまご自身が納得される治療を提供したいと思います。ご不明な点があれば、当院スタッフまでお気軽にご相談ください。
左:保険治療 右:保険外治療
審美歯科(セラミック)
歯科治療でむし歯を削った後には、一般的に保険適用対象の素材で治療が行われ、金属を詰めたり被せたりします。
しかし、見た目が悪かったり、金属アレルギー誘発の原因になるという審美面や健康面の両面からデメリットがあります。
審美歯科治療の1つであるセラミック治療は白い色の歯科材料である「セラミック」(陶材)を詰め物や被せ物に使用し金属の弱点を補う新しい方法です。
セラミックインレー
セラミックインレーとは、セラミック(陶材)製の詰め物のことです。
虫歯治療後などの金属の詰め物が気になる方や、虫歯治療をした部分を埋める場合に用います。セラミックインレーは、ご自身の歯と同じ色で作製されるため、歯の自然な美しさに仕上がります。
治療費は、やや高くなりますが、詰めた部分の仕上がりが美しく、変色がないので、自然な仕上がりを求める方にはお勧めです。
セラミッククラウン
金属を全く使用せず、陶器のみで作られたクラウンなので、金属アレルギーなどの心配がなく、アレルギーの方も安心です。
特に色調や透明感に優れていますので、きわめて自然の歯に近いものを再現することができるため、前歯などきわめて目立つ部分の歯の治療に適しています。
セラミック(全部被覆冠)とハイブリッドセラミック(部分被覆冠)です。 金属を使用していない為、金属アレルギーの方でも安心して使用できます。
セラミックのブリッジになります。 セラミックは天然の歯のように透明性のある美しい仕上がりになり、歯の色や白さを思い通りにできるため、治療後の変色もありません。 また、金属を使用しないため、金属アレルギーを起こすこともなく、歯肉となじみやすいので、周辺の歯肉に悪影響を及ぼすことがありません。 部分的な歯列矯正を短期間で行えるのもポイントです。
総入れ歯は入れ歯の材質によって保険内・保険外に分かれます。 歯が1本も残っていない場合には、総入れ歯による治療になります。 健康保険適用の総入れ歯はプラスチックのものしかありませんが、保険外の総入れ歯には様々なタイプのものがあります。
コンフォートとは
コンフォートは、生体用シリコーンを義歯の粘膜面に裏装材として生体用シリコーンで覆う、まったく新しい粘膜面裏装加工技術です。
上記にある特徴として、裏装材として生体の組織液による影響や経年変化が極めて少ない生体用シリコーンを使用し、変質しにくい裏装加工を実現しました。
軟性裏装材はレジンへの接着に接着剤も劣化せず、剥がれにくく、生体用シリコーンの持つ適度な弾性によって吸着性を向上させ、ズレが起きても封鎖を維持するため、咀嚼による顎の上下左右の動きにも対応する事で、通常の義歯以上の吸着性を実現しています。
また、表面硬度が柔らかく、適度な柔軟性があるため、咬合力の適度な分散と粘膜への刺激が軽減しています。
噛む事での部分的および全体的な痛みを抑え、通常義歯の2倍以上咬合力を実現しています。
磁石構造構造体をメタルフレームなどに精密適合させるために使用するプラスチック製パターンです。義歯用超小型磁石の力で義歯を吸着させます。
金属性の留め具が無いため、自然な感じの口元になる、審美性に優れた義歯になっています。
磁石の力で吸着するため、口の中でジャストフィットします。
超小型磁石はステンレス鋼にて覆い、精密レーザー溶接により完全にシールされているため、サビ等の心配もなく、安心してご使用いただけます。
義歯の維持装置(アタッチメント)には色々な物がありますが、この磁性アタッチメントは義歯の修理がしやすく口腔環境の変化に対応しやすいといった長所があります。
Aesthetic repair
MI(Minimal intervention:最小限の侵襲の治療)とは、虫歯を処置するとき、その最も美しく大切な歯をできる限り削らずに、虫歯だけを取り去り治療する方法です。
一般的な治療では虫歯を削り、クラウン(被せ物)やインレー(部分的な被せ物)を入れるために、虫歯以外の部分も削る事になります。しかし、最近では材料や素材の開発が進み、咬み合せにも耐えうるものに進化してきました。そのため、最小限の治療が可能になってきました。ただし、全ての虫歯に適用できるわけではなく、虫歯の進行度合いによってはクラウンやインレーを入れなければなりません。 → MI審美修復についてはこちら
PMTC
PMTCとは、専門家の歯科衛生士による機械的な歯面清掃のことです。
通常の歯磨きではなかなか取れない部分の歯垢を、専門家である歯科衛生士が綺麗にし、虫歯や歯周病等お口の疾患全般を予防する方法です。
自分で歯垢を毎日100%落とすのは歯科医師でも難しいことです。歯磨きやデンタルフロスで磨いても20%程度は歯垢が残ります。磨き残しは同じような場所に起こるので虫歯や歯周病が起こります。自分では落とせない歯垢をPMTCによって定期的に落とすことで患者様の歯を守ります。 → PMTCについて詳しくはこちら
IVC
高濃度ビタミンC点滴療法とは、静脈内に高濃度のビタミンCを注入する治療法です。
経口では摂取する事が難しい大量のビタミンCを体内に入れることにより身体の内側からの改善をもたらし、様々な効果を得ることが期待できると考えられます。
期待できる効果
安全性について
副作用の非常に少ない安全な治療法です。考えられる副作用として血管痛、軽いめまいや吐き気等ありますが、点滴速度を遅くする事等により改善出来ます。
但し心不全、腎不全、人工透析中、先天性G6PD欠損症の方はこの点滴は受けられません。
治療法、実際の流れ
初めての方はG6PD活性検査を行います
その後1回目はビタミンC12.5gの点滴からはじめ、2回目以降25g~50gの点滴を使用目的により月2~5回程度行います
点滴時間は1時間程度です(血管の状態により前後します)
※当院では看護師が点滴中状態を管理しながら行います
※当院で使用しているビタミンCはFDA(米国食品医薬品局)承認を唯一取得した防腐剤不使用の安全な製品です
Price
材質 | 特徴 | 価格(1本) | |
---|---|---|---|
全部被覆冠 | 部分被覆冠 | ||
ジルコニア | 人工ダイヤモンドと呼ばれるほど強度が高く審美性にも優れている新しい歯科素材です 金属は使用しません |
¥80,000 | ¥50,000 |
セラミック | 金属の上に陶材を焼き付けた歯で、現在、最も硬く変色しにくい材質 | ¥80,000 | ¥50,000 |
ハイブリッド セラミック |
保険のレジン(プラスチック)歯より硬く、セラミックに近い耐久性と耐変色性を持つ | ¥60,000 | ¥30,000 |
金 | 柔らかく粘り気がある為、周囲の歯を痛めずに、腐食しないので黒くならない 当院では18Kよりも純度の高い20Kを使用 | ¥90,000 | ¥60,000 |
パラジウム | 一般的な保険で使用する銀色の金属 (保険適応にならない場合のブリッジに対して保険外として使用することあり) | ¥40,000 | ¥30,000 |
材質 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
チタン床 | 現在、金属では最も軽くて丈夫 | ¥300,000 |
コバルト クロム床 |
保険のレジン床より薄く作れ、熱を通しやすい為、食べたものの温感が伝わる | ¥250,000 |
軟性樹脂床 (コンフォート義歯) |
床の粘膜と接する部分を軟性樹脂で作成し、数年にわたり柔らかさを保てる。 顎の骨が痩せていて、粘膜が薄い人に適している | ¥300,000 |
材質 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
ギガウス | ディスクタイプの磁性アタッチメント | 1装置につき ¥50,000 ※保険適用の物もあります。 |
ノンクラスプデンチャー | 金属のバネを使用しない義歯。軽くて弾性のある材質で作製します。 | 欠損歯数 1~4歯 ¥120,000 5~8歯 ¥150,000 9~ ¥200,000 |
材質 | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
歯牙漂白 (ブリーチング) |
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ホームブリーチング 個々にあわせてトレーを作成し、家庭内で自分で行う 1日2時間・2週間を限度に行う オフィスブリーチング 当院の診療室にて行います。 約30分 |
トレー1顎につき ¥8,000 漂白ジェルセット約2週間分 ¥8,000 片顎10歯まで ¥20,000 |
|
歯茎メラニン色素除去 | 歯茎に表面麻酔をした後、レーザー光線を照射し、歯肉の黒変を除去。 痛みを感じる事がなく、ほとんどの場合は1回で終了 |
1回 ¥8,000 |
MI審美修復 | 歯を修復する際に歯質を削る部分を最小限にする事で、健康な歯質をできるだけ保存する修復 | 1歯 15,000円~30,000円 |
材質 | 特徴 | 価格 |
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スポーツ用 マウスガード |
スポーツ中の外傷による歯の保護・顎部損傷の軽減・両側の奥歯を均等に噛むことにより、個人差があるが、身体のバランスが保てる これも個人差があるが、顎口腔領域が守られているという安心感で思い切ったプレーができる心理的効果 |
¥15,000 |
G6PD検査 | 高濃度ビタミンC点滴で貧血が起きる体質ではないか調べ、 安全に治療が受けられるか事前に調べる検査 | ¥7,000 |
高濃度ビタミンC 点滴療法 |
静脈へのビタミンC点滴によって、歯周組織の治癒や体全体の免疫強化を促進する | 初回12.5g ¥8,000 2回目以降 25g ¥12,000 50g ¥17,000 |